収納に頭を悩ますモノの1つが漫画本です。漫画本は年々増えていきますし、思っている以上にスペースを取ります。しかも重たいから移動も大変です。
とはいえ漫画好きにとっては、せっかく集めた漫画本を段ボールに詰めて押し入れにしまっておくのは心配だし、捨ててしまうなんて論外でしょう。
今回は、漫画本の収納に困っている方に役立つサービスをご紹介します。
漫画本の自宅収納の問題点
- 収納場所が足りなくなる
- どこにしまったか分からなくなる
- 汚れ・虫の被害による劣化
漫画好きなら気に入った漫画はいつまでも手元に置いておきたいもの。気が向いた時に読み返いたいですし、新品同様のキレイな状態で保存しておきたいですよね。
漫画本を収集している人にとっては共通の悩みと言えるのが収納の問題です。大抵が上記の3つのどれかに当てはまるのではないでしょうか。項目を詳しく見ていきましょう。
(1)収納場所が足りなくなる
漫画好きにとって最大の悩みといえるのが、部屋のスペースがなくなってしまうことではないでしょうか。漫画は次々と新刊が出ますし、一度集め始めると最後まで集めたくなるものです。
大抵の漫画好きは複数の漫画を読むので、集めた漫画が本棚に収まりきらないこともしばしばあるでしょう。気が付いたら足の踏み場がないということも・・・。
だからといって大好きな漫画を処分することも後ろ髪を引かれる思いでしょう。どんどん増えていく漫画本はとにかくスペースを取ります。
(2) どこにしまったか分からなくなる
「久々に漫画を読み返したくなったけど、どこを探しても見つからない」漫画を大量に所有している人にはよくある話ではないでしょうか。
本棚に入りきらない漫画本は壁際に平積みにされ、読んだ漫画が上から積みあがっていきます。さらに新しい漫画が加わるので、いざ読みたくなったときにどこに行ったかわからないという状態になります。
漫画本を見失うほどもっている人は、自分の所有する漫画を把握できていないため、同じ漫画本を2冊買っていたということも頻繁に起こります。
(3) 汚れ・虫の被害による劣化
漫画を保管する上で、一番よくないのが平積みです。平積みは下に圧力が掛かり、漫画が変形する原因になります。
劣化を防ぐためには立てての保存が適していますが、本棚にぎっしりに詰めるのも、出し入れの際に曲がってしまう可能性があります。
室温や湿気も漫画にとって大敵で、紙の変形やカビの発生を招くことがあります。特に押し入れに段ボールなどで長期保存する際には注意が必要です。
また、本を食べる虫である紙魚(シミ)や、ダニを防ぐには防虫剤を使うのが一般的ですが、変色の原因となるため注意が必要です。
漫画本の保管には収納サービスが便利
漫画本を保管するには、収納サービスを使うのも一つの手です。自宅で漫画を保管するには、スペースが足りなくなることや、湿気や室温など環境の問題が気になります。
収納サービスなら、それらの問題を解消してくれます。収納サービスは、荷物の引き取りから保管までを一貫して代行してくれるサービスで、空調管理やセキュリティの徹底された保管部屋を備えています。
収納サービスを使うメリット
- スマホ操作で収納・取り出しできる
- 安心・安全に漫画を保管
- 預けた漫画の管理が簡単
このように、収納サービスで漫画を保管することにはさまざまなメリットがあります。便利な収納サービスですが、すべての業者で上記のサービスを行っているわけではないため注意が必要です。
(1)スマホ操作で収納・取り出しできる
収納サービスは、スマホアプリやパソコンですべての操作を完結することができます。WEB上で申し込みをすると、自宅まで荷物を取りに来てくれ、配送から管理まで一貫して行ってくれます。
荷物の取り出しも申し込みででき、最短翌日には手元に届けてくれます。荷物を入れる専用ボックスは無料で取り寄せできるので、やることは荷物を詰めてアプリで申し込むだけです。
(2)安心・安全に漫画を保管
漫画本をキレイな状態で保管するためには、環境整備が欠かせません。収納サービスの保管部屋は、空調完備で温度や湿度を常に最適な状態に保っているので、紙でできたデリケートな漫画本の保管に適しています。
一般の人が立ち入りできない部屋で厳重に管理されているので、セキュリティ面でも安心です。自宅でこれだけの環境を作るのはかなりの労力を必要としますが、収納サービスなら、WEBで申し込みするだけです。
(3)預けた漫画の管理が簡単
自宅で漫画を保管している場合、漫画が増えすぎると管理しきれないことがあります。「読みたい時に見つからない」「同じ本を2冊買ってしまった」などといった悩みが挙げられます。
収納サービスであれば、預けた漫画を一つずつ撮影してアルバム化してくれます。WEB上で管理できるので、どの漫画を持っているのか一目瞭然です。
おすすめの収納サービス
- TRUNK
- サマリーポケット
- 宅トラ
収納サービスは便利ですが、運営会社によって取り扱っているサービス内容は異なります。申し込んだあとで期待したサービスを受けられなかった、とならないためにしっかりと選ぶことが重要です。
おすすめの収納サービスをまとめたので参考にしてください。
(1)TRUNK
- パソコンやアプリで一括管理ができる
- 清潔な収納部屋で空調管理を徹底
- 預けているアイテムをTRUNKで売買
「TRUNK」は、パソコンやスマホアプリですべての工程を一括管理できる収納サービスです。使い方は簡単で、無料の専用ボックスに荷物を詰めて、WEB上で申し込みするだけです。
荷物の受け取りから管理まで「TRUNK」がやってくれます。入庫時にアイテム一つずつの画像を撮り、アルバム化してくれます。
荷物を収納する専用の部屋は空調完備で、1年中室内の温度や湿度が一定に保たれています。換気も行き届いていて、室内も清潔で、漫画本の管理には最適な環境と言えるでしょう。
また、専用の管理施設は一般立ち入り禁止でセキュリティも徹底されているので安心です。さらに、預けている荷物がいらなくなった場合、アプリで簡単に出品して売り買いすることができます。
サービス名 | TRUNK |
初期費用 | 500円/箱 |
月額費用 | 500円/箱 |
BOXサイズ | 3辺の合計140cm(お持ちの段ボールは3辺の合計160cmまで) |
B5で何冊 | 70~80冊 |
A5で何冊 | 100~120冊 |
アイテム確認 | 本、衣類、ファッション小物、CD、DVD、キッチン用品、その他 |
取り出し | 1回800円 |
(2)サマリーポケット
「サマリーポケット」は、パソコンやスマホアプリで一括管理ができる、収納サービスです。サマリーポケットの特徴的なサービスが、スタンダードプラン、エコノミープラン、ブックスプランの3つのプランの中から選べるということです。
使い方に合わせて使い分けられるのが魅力です。また、全国どこからでも集荷のサービスが受けられます。
都内19区限定と限られた地域のみですが、朝6〜10時と夜間21〜24時の時間帯の中から1時間単位での集荷が可能と、早朝深夜も対応してくれます。
サービス名 | サマリーポケット |
初期費用 | なし |
月額費用 | 250円~ |
BOXサイズ | 113cm、118cm、150cmの3サイズ(3辺の合計) |
B5で何冊 | 30~40冊(ブックスプランの場合) |
A5で何冊 | 60~80冊(ブックスプランの場合) |
アイテム確認 | 本、衣類、ファッション小物、CD、DVD、キッチン用品、その他 |
取り出し | 1回800~980円 |
(3)宅トラ
- クロネコヤマトが配送から管理まで行う
- 郊外倉庫だから安価
- 大型の荷物にも対応
「宅トラ」は、クオリティライフ・コンシェルジュが運営し、クロネコヤマトが荷物の保管管理や運搬を行う、宅配型トランクルームサービスです。
郊外倉庫を使っているので、通常のトランクルームより割安で利用することができます。「宅トラ」には、段ボールタイプとボックスタイプの2つのプランがあり、ボックスタイプは高さ170cmまでもモノまで対応しているので、家具や家電も預けることができます。
また、170cmを超える大型の荷物にも対応しています。宅配サービスで大型の荷物に対応しているところはあまりないので重宝します。
サービス名 | 宅トラ |
初期費用 | 初回取引料4,500円~ 専用段ボール代900円/3箱分 |
月額費用 | 3箱1,480円~ |
BOXサイズ | 段ボール140cm(3辺の合計) ミニボックス(段ボール24箱分) レギュラーボックス(段ボール30箱分) |
B5で何冊 | 70~80冊(段ボール140cm /箱) |
A5で何冊 | 100~120冊(段ボール140cm /箱) |
アイテム確認 | 本、衣類、CD、キッチン用品、スポーツ用品、布団、カーペット、家具、家電 |
取り出し | 1,500円~ |
まとめ
漫画の管理に最適な収納サービスをいくつか紹介させていただきました。漫画を自宅で保管する方法もありますが、スペースや品質の劣化を考えるとかなりの手間が掛かります。
費用対効果を考えると、ボタン一つで配送から管理まで行ってくれる収納サービスを使うのも選択肢のひとつではないでしょうか。